2ヶ月めとなるレギュレーションG。開始前は禁伝環境に尻込みしていましたが、始まってみたら意外と楽しいんだな、これが。
上位三傑はHOME解禁後のシーズン8〜9 (レギュD) と同じ並びであり、素早さ・行動補償・先制技と言った異教徒が好む要素が満載です。禁伝枠はミライドンが使用率トップとなり、9世代での入手が未解禁であるバドレックス (黒馬) が続きます。禁伝枠4位のザシアンもそうですが、SVでの入手が解禁されると更に使用率は上がりそうなのが嫌だなあ。
使用ヤーティ
画像はSVバトルメモリーズ (@battlememories ) さんからお借りしました。
ヤライドン菫バイオレットのパッケージ伝説であるテツノオロチ。一致技ふたつに無効タイプが存在し、命中率の関係もあって読みと必然力を磨くには持ってこいの禁止級ヤケモンです。C135は禁止級としては物足りない種族値ですが、特性により約1.333倍 ( 5461/4096) の補正が上乗せされます。反面フィールドへの依存度が極めて高く、対コライドン時は晴天下で最大火力である雷の命中率が必然力の範囲外となってしまうのが悩みどころ。
努力値は基本となるH振り、テラスタイプはヤバヒの強化とフェアリーへの切り返しを見込んで炎をチョイス。ハドロンエンジン発動時の晴天下炎テラス珠ヤバヒは無振りコライドンを中乱数で倒せる超火力です。4枠めの技は稲ドラの採用も考えましたが、対面操作重視でボルチェンにしました。そもそも龍星群とヤバヒを押す頻度が高く、稲ドラがあっても選択する場面は少なかったと思います。シーズン序盤は拘り眼鏡を持たせていましたが、撃ち分け可能な生命の珠に変更した事で立ち回りが軽くなったような気がします。
あいぼうのあかし。たよれるあいぼう奴ノ大蛇。
ヤィンルー塵土の祠より出現した災厄。効率の良い種族値配分に特性も相まって、2匹めの禁伝枠を使っている錯覚に陥らせてくれる二軍ヤケモンです。ヤンギと比較すると火力は見劣りしますが、圧倒的な耐久が魅力です。
努力値はD振り、テラスタルで高耐久フェアリーにトランスフォームします。ストーンエッジ非搭載故に対空戦性能は低め。
あいぼうのあかし。たよれるあいぼう古鼎鹿。
ヤツノカシラ高めの特殊耐久と専用技が強力な二軍ヤケモン。役割論理にコンボ的な運用はありえませんが、ヤライ菫と同時選出した際は凄まじい制圧力となります。クォークチャージ発動時は気合魂とサイコショックでハピラキの受け出しを許さず、連続技と交代技も兼ね備えているので、受け構築には積極的に選出しました。
努力値は基本となるH振り、テラスタイプは炎耐性を得つつ他の弱点を等倍にする水にしました。ヤーラオスと共に連続技の利便性を知らしめてくれるヤケモンです。
あいぼうのあかし。たよれるあいぼう蒼鎧の鐡騎兵。
ヤャラドス高耐久・良耐性・広い技範囲と三拍子揃った一軍ヤケモン。唯一の非接地枠であり、威嚇枠です。
H244B12のロジカルヤャラドス。フェアリーテラスが使い易いです。
みたことのないあかし。ひとをしらないヤースの蛟龍。
ヤウドボーンパルデア御三家の一角を担う二軍ヤケモン。高めの物理耐久と天然による対ザシアン性能は言うまでもなく、オオニューラやテツノブジンといった厄介ポケモンにも役割を持てます。
努力値はB振り、テラスタイプはザシアンの地水テラスを粛正する草ですが、テラスの切りどころは慎重にせざるを得ません。
あいぼうのあかし。たよれるあいぼうヤゅうおう。
ヤーラオス水流連打の型
長らく毛嫌いして使う事がなかった二軍ヤケモン。強力な特性と専用技に苦しめられてきましたが、使ってみたら強いのなんの。破格の崩し性能に加え、守る身代わりの遅延を許さない拳侠です。
努力値はB振り、テラスタイプは一貫性を重視して水にしました。蜻蛉での対面操作が優秀で、呼ぶ物理受けに対しヤライ菫やヤツノカシラを着地させるテクいムーブが決まると爽快です。アイススピナーはハドロンエンジンとの噛み合いが気になりましたが、再展開からのEFターン管理がし易い面は便利でした。
あいぼうのあかし。たよれるあいぼう鱗瀧ヤ近次。
なかなか勝てませんが先月以上に面白いと感じた禁伝環境。シーズン20は剣皇ヤシアンを主軸に据えたヤーティを使ってみたいと考えています。